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法要に参列する。香典やお供え物5つのマナー

法要に参列する。香典やお供え物5つのマナー
法要の案内状が届いた経験を持つ方は、案外少ないですよね。お通夜や告別式とは違い、多くの法要が親族やごく身近な友人知人のみで執り行われるケースが多いからです。ましてや若い内の法要は、そのマナーの範囲に戸惑うもの。

 

けれども法要の案内状が届いたと言うことは、故人やそのご遺族にとって、あなたも大切な人だと言うこと。特に家族が一緒ではなく、一人で参列する法要なら、まだ若い内は躊躇するものですが、できる限り参列すること自体も法要マナーなのです。

 

参列するからには、法要マナーをしっかりと守った準備をして、心ある丁寧な参列をしたいですよね。そこで今回は、初めて法要に参列する時に参考にしたい、失礼にならない香典やお供え物のマナーをお伝えします。

 



 

法要に参列する。
典やお供え物5つのマナー

 

法要の案内状が届いたら


法要は基本的に、親族やごく親しい友人や知人のみで執り行うもの。その法要の案内状が届いたら、特別な事情がない限り参列するのが基本です。反対に言えば、招待状も届いていないのに法要に参列するのは非常識。

 

【 法要の案内状が届いた時のマナー 】

■ 施主は人数に合わせて会場や料理、引き出物の手配をしなければなりません。そのため案内状の返信はできるだけ早く出してください。

 

・ 特に参列するのが基本マナーではありますが、やむを得ない事情で欠席するとなれば、尚の事、早い返信が不可欠です。

 

案内状の返信は、結婚式なども含めた冠婚葬祭のマナーとしては「一週間以内」とされていますが、こと期日が迫っていることの多い法要に関しては「できるだけ早く」出さなければなりません。

 

 

法要に欠席しなければならない時


何度もお伝えしているように、法要の案内状が届く関係性を考えれば、基本的には参列するのが基本的な心得ですが、例えば他の法要・法事と日程が重なった、海外にいて参列できない…、などなど、やむを得ない事情もありますよね。

 

【 法要に欠席する場合の配慮 】

■ 前述したように「できるだけ早く」欠席の連絡をするだけではなく、当日に届くようにお供え物や供え花を贈るなどの配慮をしてください。

 

さらにお香典を包んで現金書留で送る方も多いです。現金書留の封筒には二種類あり、大きいタイプであれば香典袋がそのまま入るようになっています。お供え物の小包と一緒に贈るのは、相手も戸惑いますし、そもそも法律違反ですので避けてください。

 

 

お供え物を選ぶ時の配慮


法要のお供え物は基本的に故人に供えるものですから、故人が好んだ食べ物が一番ではありますが、例えば殺生を思わせる肉類などは避ける、供え花であればトゲのある花はNGなどのマナーにも気を配らなければなりません。

 

【 お供え物を選ぶマナー 】

■ お供え物を選ぶなら、法事の後に集まった人々で簡単に分けられるような配慮があると、施主としては嬉しいもの。そのため、定番は個包装された菓子類です。賞味期限も長いものを選ぶと便利です。

 

その他定番品と言えば、かまぼこや佃煮など。果物はメロンやりんごなど「丸いもの」が良しとされています。線香なども昔からお供え物として選ばれる定番。

 

お花を選ぶなら、四十九日法要までは「白い花」が安心です。仏花ともされる菊や百合、胡蝶蘭などが多く選ばれています。

 

 

法要に参列する時の、香典準備


近年ではお供え物を持参せず、香典のみとする人々も増えています。ただしこれは、地域によってしきたりが大きく違うので、事前に周囲や両親に確認できると安心。不安であれば、香典とお供え物、両方を持参しておけば失礼には当たりません。

 

【 法要参列時の香典 】

■ 法要での香典相場、全国的には親族で10,000円~30,000円、一般の会葬者であれば5,000円~10,000円ではありますが、これは地域や関係性によって大きく幅があります。

 

・ 特に沖縄と全国平均は違いがあり、沖縄での香典相場は四十九日までの法要で、親族が3,000円~10,000円、友人知人になると2,000円~3,000円なのです。年忌法要になると少し価格帯が上がり、親族で10,000円以上、友人知人では5,000円が目安となります。

 

沖縄では四十九日までにも、「ナンカスーコー」と呼ばれる週忌法要が何回か執り行われます。この時一回の参列となる方もいれば、全ての法要に参加する方もいますよね。そのため、四十九日までに何回参列するのかを考え、合計金額で香典の内容を決めてください。

 

 

法要時の、お供えや香典の体裁


法要に参列する時に持参するお供えや香典は、ただ準備すれば良い、と言うものではなく、その体裁まで作法があります。そもそもの話ですが、お供えを持参する場合には、直接仏壇に供えてはいけません

 

施主にお供えを手渡し、「仏様にお供えください。」と伝えるのが基本の作法。

 

【 法要時のお供えや香典の体裁 】

■ 香典ののし袋の表書きは、仏式であれば「御仏前」や「御供物料」と記します。さらに水引ですが、一周忌までが黒白か双銀。三回忌になったら青白や黄白を選んでください。

 

・ 一方、お供え物にも水引が不可欠。四十九日前は白黒の水引(プリントで大丈夫です。)四十九日を越えたら双銀と変わり、表書きは「御供」「粗供養」などが一般的。

 

お供え物を準備するなら、購入時に「○○法要のお供え物です。」と伝えることで、適切なものを準備してくれるケースが多いです。ひと言添えて購入してください。

 

 

いかがでしたでしょうか、他のコラムでお伝えしていますが、法要時のマナーは香典やお供え物だけではなく、服装や動作まで、さまざまな細やかな作法があります。その全てをマスターして参列することは、なかなか難しいもの。

 

けれども参列前に準備できる服装やアイテム、さらには香典やお供え物であれば、事前にチェックしながら、マナーある準備が整えられます。さらに香典にしろ、お供え物にしろ、後々まで残りやすいものですから、丁寧に準備したいですよね。

 

参列時に多少の間違えがあっても、その丁寧な準備を見ると、施主や遺族にもその誠実さが伝わるはず。本記事を参考にしながら、初めてでもでき得る限りのマナーを払って、準備を進めてみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

法要時の香典やお供え物のマナーとは

・法要の案内が来たら、すぐに返信する
・欠席ならばお供え物や香典を郵送する
・お供え物は個包装されたお菓子が定番
・全国的な香典相場は一般で5千円~1万円
・法要の内容で、水引の色を変える



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