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終活を親子で進める。理解し合えるポイントとは

終活を親子で進める。理解し合えるポイントとは
終活は一人であれば気楽に進めることができて、楽ですよね。けれども自分亡き後には、家族が自分に代わって手続きを済ませなければなりません。一緒に終活を進めていれば、家族も内容が理解できてスムーズなのは明らかです。

 

さらに現在、「遺産整理」が大変なことも問題のひとつになっています。一軒家一杯に詰まった物をひとつひとつ、遺族が整理することは、至難の業なのです。今では遺産整理の専門業者もいるほど…。

 

そんな事情などを考えると、子ども世代も「終活をして欲しい。」と感じることも…。元気な内に、一緒に終活をすることで、思い出の物も分かりますし、葬儀やお墓の希望も聞くことができますよね。

 

そこで今回は、生死に関わる繊細な終活を、親子でスムーズに進めるための、いくつかのアイデアとポイント、具体的な最初の一歩をお伝えします。

 



 

終活を親子で進める。
理解し合えるポイントとは

 

親が始める終活、子どもに協力を仰ぐ


終活を家族で進めたいと願う時、比較的高齢になっている親世代から、子ども達へお願いすることは、難しくはありません。子ども世代になると「縁起が悪い。」と言う考え方も緩くなっているのも、一因です。

 

【 親が子どもに協力を仰ぐ時 】

■ まだ元気だとは言え、やはり体力は衰えてきている親世代。家の片付けの手伝いなどから、お願いをしてみてはいかがでしょうか。

 

・ また、終活は主に残された家族が困らないように、準備をすること。相続や葬儀、お墓について、具体的に心配な事柄を説明すると、子ども世代は納得するかもしれません。

 

子ども世代に協力してもらえたら、自分亡き後の手続きが確実・スムーズに進む安心感もありますが、家族に自分の財産を預けて管理してもらう、「家族信託」に切り替える選択もできて、より気持ちが楽になります。

 

 

子どもから勧める終活は、難しい


親子で進める終活で、より難しいのは子ども世代が親世代に勧めて始めること。「終活」だけに、親世代としては気分が悪いのも頷けます。

 

【 子どもから終活を勧める時 】

■ どうしても、若い世代から終活を勧めるには、トラブルの可能性は否めません。この際、自分が終活をしてみてはいかがでしょうか。

 

・ 現在では40代など働き盛りから、終活を始めている方々がたくさんいます。自分が活動するなかで、親を「一緒に」誘ってみるのです。

 

親世代からすると、まだまだ元気なうちから終活をするものだ、と言う感覚が生まれて、より気軽に終活を一緒に楽しむケースが多くあります。

 

 

終活ではなく「生きるための整理」


親世代が終活を子ども達から勧められることが不可解になるのは、「死ぬ準備」と言う感覚があるから。けれども実際は、気になることを解消し、毎日をスッキリと生きるための整理でもあるのです。

 

【 終活動ではなく、老前整理と捉えてみる 】

■ 「老前整理」と言う言葉、まだ広がってはいませんが、足腰が弱ったり、病気になったりなど、体が弱ったり思わぬ病気になる前に、家の片付けから整理をすることを差しています。

 

老前整理では、主に家の中の整理から始めます。これは生前整理として終活でも不可欠ですし、終活をしていない場合には、遺族が膨大な量の「遺品整理」に追われる事例も…。

 

遺族では整理しきれずに、遺品整理の専門業者にお願いすることも多いもの。この「老前整理」として、一緒に進めてみることをおすすめします。

 

 

親子で始める終活、具体的な一歩


まだ何も知らない親子で「終活を始めよう!」となったのなら、まずは終活フェアーに行くのはいかがでしょうか。「終活」とは言ったものの、具体的に何をすれば良いのか、まだピンと来ない親子には、ぴったりです。

 

ただし、これは親が終活に積極的な場合。子どもから勧めて始めたなら、初めから終活フェアでは、トラブルにもなり兼ねません。

 

【 親子で始める終活 】

■ 親子ともに積極的に終活を進めたいなら、終活フェアはおすすめ!

 

・ エンディングノートが配布されたり、終活カウンセラーなどもいて、さまざまな質問ができたり、アドバイスももらえる期待ができます。

 

■ 親が「終活」をあまり知らない場合には、老前整理のなかでも、「最も不要なものが少なそうな場所」から、余裕のある時間に始めます。

 

親が終活に積極的ではないなら、初めの一日は、「家全体を見渡す」だけでもOK!今の現状を親子で見て「ここはまずいよね~。」「この辺り、大変そうだけど、おっくうでね。」なんて、親の意見を聞き出すだけでも、大きなステップなのです。

 

 

親子で終活を具体的に進めるには


さて、いよいよ親子で具体的に終活を進められる段階になったら、やはり細かく先導してくれる存在は心強いもの。そんな存在があるだけで、時間も大幅に短縮されます。

 

【 親子の終活に便利なツール 】

■ ここでおすすめのツールが、やはりエンディングノート

 

・ 多くの方々の終活を通じて調査した、必要な事柄がぎゅっと詰まっていますので、「次は何をすれば良いんだっけ…。」や、やり残しもなくなります。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、終活の講座や講義、終活フェアーなど、巷では広くその言葉が使われるようになった現代ですが、生死を扱うだけに、まだまだデリケートな事柄。

 

個人の暮らしのなかに入れば、やはり正直には伝えにくかったり、その真意が歪んで捉えられたりと、相談するのに躊躇することも、多いものです。けれども、この終活が生死を扱うものだからこそ、お互いの絆が生まれるのも事実。

 

親子での終活、トラブルなく実りあるものにする秘訣は、何と言っても、面倒くさがらずにいくらでも話すこと!コミュニケーションこそが、親子の終活のポイントであり、要なのです。

 

「終活をきっかけに、両親へ今まで以上の尊敬の念を覚えた…。」と言う感想も多い、とても深い終活。本記事をきっかけに、親子で考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

親子で終活を始めるには

・親から誘うなら、生前整理の手伝いから
・子どもが誘うなら、自分も終活を始める
・抵抗があるなら、まずは老前整理から
・親子で積極的なら、終活フェアがおすすめ!
・消極的なら、家の現状を確認するだけでもOK
・エンディングノートを先導役にする

 

 



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