沖縄の葬儀費用を支払う。トラブル対処法と3つの体験談
沖縄での葬儀の費用、喪主や遺族になればやはり気になりますよね。費用面には糸目を付けず、故人のためにも弔いたい気持ちは山々でも、なかなかそうは行きません。
ただ、このような事柄をタブーと考えるのではなく、日ごろからもしもの時を想定した場合の問題と向き合い、知識を蓄えておくだけで、いざと言う時にも冷静に対処できる物事はたくさん…。
沖縄に限らず葬儀の費用を支払うシーンと言うのは、喪主や遺族に取っても、ただでさえ精神的な負担の大きな時期…。出来るなら葬儀社とのトラブルもなく、悲しみのなかでも少しでも温かな気持ちで、一連のやりとりを行いたいですよね。
そこで今回は、沖縄で葬儀を行う際、費用のいくつかの支払い方法と、トラブル対処の体験談をお伝えします。
沖縄の葬儀費用を支払う。
トラブル対処法と3つの体験談
沖縄での葬儀費用、支払い方法の基本
沖縄での葬儀費用に限った話ではないのですが、支払いの多くが葬儀後。葬儀当日~一週間から十日以内に、振込みや手渡しでの支払い。ただ、多くの葬儀社が、葬儀前の「前金」をお願いするのではないでしょうか。
【 沖縄での葬儀費用、前金 】
■ ひとつの体験談として、家族のメインバンクの口座名義が、故人のものだったため、相続の対象とみなされ、口座の凍結がされていて、前金などのまとまった金額を準備できなかった、と言うケースが…。
・ この場合には葬儀費用だけの引き落としは出来るのですが、とても手続きに手間取ることになりました。葬儀社にはギリギリまで前金の支払い期限を延ばしてもらい、何とか手続きを終えて対処したそうです。
この、葬儀社の前金制度ですが、支払いを求められるシーンは葬儀社によってまちまち。最初の葬儀打ち合わせ時に、前金としていくらかのお金を求められることもあれば、葬儀ギリギリで支払う、もしくは前金なし、と言うことも少なくありません。
【 沖縄での葬儀費用、前金がない場合の対処 】
■ 前述したような事情から、実は突然の前金に対処できないケースはそんなに珍しくはありません。正直に伝えて、出来る範囲の金額の前金を出すことで、交渉してみるのが、最も安心です。
お香典が集まれば、そのお金を葬儀社に渡すことができますので、さすがに当日はほとんどないのですが、いざとなれば葬儀当日の支払いも可能。現状を素直に話すことで、葬儀社スタッフの方々も、適切な対応をしてくれるはずですし、適切な金額プランでの葬儀を執り行ってくれます。
葬儀社との打ち合わせでの注意点
前項でも分かるように、葬儀社スタッフの方々はとても頼りになる存在。素直に相談することで、専門知識を生かした解決方法を提示してくれる担当者も多いはず。
ただ、葬儀の打ち合わせの際は、突然の事であったりショックもあり、喪主や遺族当人もあまり細やかな部分まで行き届かないことも一因にあるなどの理由で、支払いの段階で、思わぬトラブルになる事例があるのも確か。
【 沖縄での葬儀費用、支払いでのトラブル 】
■ 最初の打ち合わせで提示されたプランに同意したものの、支払いの段階になってオプション代金が驚くほど上乗せされていた!などの体験談があります。
・ この場合には葬儀社スタッフが葬儀の準備段階で確認をしていたのですが、喪主や遺族は忙しいことと、突然の事で覚えていない様子でした。その事実確認が書類により出来たため、故人の相続財産からの支払いとなりました。
ただ、このような事態を避けるためには、葬儀の打ち合わせ段階で「トータル金額」を葬儀社と決めてしまうのが安全。もちろん、精神的にしっかりとしていれば、見積もり明細などを確認して打ち合わせをするのが一番ですが、まずはトータル金額の確認をしてください。
互助会で費用を積み立てた場合
沖縄での葬儀費用の場合、このような一連のトラブル例を見ていると、「家は互助会に入っているから大丈夫!」と考える方もいるかもしれません。けれども互助会に入っていた場合でも、思った以上の支払いになることがあるのは事実。
【 沖縄での葬儀費用、互助会や共済での葬儀 】
■ この例の多くが、互助会で指定されている葬儀プランや会場以外のものを選択すると、オプション代金が掛かることが…。また、互助会や共済に入っているからと安心していたら、「思った以上の金額が提示されて、驚いた!」と言う体験談も…。
・ このような事態を防ぐためには、まずは互助会や共済に入る際に、葬儀プランや提携している斎場などをチェックしておくこと!
そして互助会や共済の積み立てで補える、沖縄の葬儀費用の上限も知っておくと安心。もしも分からなくても、提示された葬儀プランの総額で予想は付きやすいです。
いかがでしたでしょうか、沖縄での葬儀、費用を支払う際には出来るだけトラブルなく、スムーズに進めたいですよね。お香典は相互扶助の役割も担っていて、お香典のお陰で滞りなく葬儀を執り行えた体験談も多くもの…。
もうひとつ、沖縄での葬儀費用に関する体験談で聞かれるのは、想定していた人数以上の会葬者に来ていただいて、とても有難い想いはあるのですが、予定の葬儀プランでは賄いきれず、当日になって追加費用が多く掛かった、と言う体験談。
特に荼毘広告を出す場合には、思った以上の会葬客が参列する場合に備えて、香典返しや通夜振る舞い、会食の仕出し弁当などの人数は多めに見積もっておくと、安心して当日を迎えられるかもしれません。
まだ家族も自分も元気な内から、葬儀や料金に関して考えるのは、抵抗がある方もいるかもしれません。けれども一度、突然の場合に少しでも、精神的にも経済的にも無理なく進められるよう、家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
葬儀費用でトラブルにならない心得とは
・葬儀費用は後払いだが、前金もある
・打ち合わせでは葬儀の総額を確認
・互助会や共済は事前に内容を確認