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老後資金がどんどん減る。シニアに忍び寄る親の介護、体験談

老後資金がどんどん減る。シニアに忍び寄る親の介護、体験談
老後資金を現役時代にコツコツと貯蓄して、万全にリタイアを迎えても、シニア世代だからこそ、思いがけない出来事は数多くありますよね。特に現在の40代~60代の世代では、親も自分達も長寿の時代です。

 

老後資金を早々に食いつぶしてしまう注意点として、慣れない資産運用の他、子どもや孫へ財布の紐が緩んでしまったケースが挙げられますが、意外にも現代に多いケースに、親の介護があります。

 

現代すでに男性の平均寿命は81歳、女性になると87歳とのデータも出ている今、「さぁこれから悠々自適の老後を送ろう!」と夫婦で話していた矢先、親の介護に見舞われるケースが増えてきました。

 

「他人事ではないな…。」と感じる方も多いですよね。そこで今回は、60代で親の介護に直面し、老後資金まで緊迫したひとつの体験談をお伝えします。

 


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老後資金がどんどん減る。
シニアに忍び寄る親の介護、体験談

 

65歳から年金受給を始めた矢先


A子さんは62歳、子育てをしながらパートで働き、旦那様もまた60歳の定年退職後、再雇用制度を受けて働いています。年金受給の繰り上げも避け、65歳になって年金を受け取るためと、老後資金を少しでも蓄えることが目的です。

 

子ども達ももうすぐ独立、「老後資金を蓄えて、65歳以降は夫婦二人で悠々自適に暮らそう!」と話していた矢先のことです。

 

【 88歳の義母が寝たきりに… 】

 

★ 88歳の米寿を迎えた年、今まで元気に一人で暮らしていた義母が、転んで骨折して入院したことをきっかけに、寝たきり状態になってしまったのです。

 

・ 慣れない入院生活のためか、同時に痴ほう症も発症、病状はどんどん悪化したため、退院時には介護が必要だと言われるまでになりました。

 

確かに今は病状も悪く見て取れるけれど、元々人一倍元気な義母でしたので、「退院したら病状も回復していくだろう。」と、Aさん夫婦で義母を受け入れることにしたのです。

 

 

A子さんの介護離職、老人ホームは高額で…


けれどもいざ義母を迎え入れてみると、そんなに事態は甘くないことに気付きます。旦那様は再雇用契約を受け、会社勤めをしているため、現役時代同様に家事全般はA子さんが担っていました。

 

それに加えて義母は寝たきりですから、普段の家事とは別に食事の準備をして食べてもらいます。さらにお風呂やトイレの介助、毎日の散歩が加わるようになりました。

 

「怪我が治ったら…。」と思っていた考えは甘く身体の様子は平行線、痴ほう症も進行こそしなくなったものの、改善する様子は見受けられません。

 

【 老後資金でリフォーム 】

 

★ まず着手したのは、自宅のバリアフリーリフォームです。老後資金と介護保険サービスで費用を捻出しました。それでもすでに63歳になっていたA子さんの負担は重く、老人ホームも検討し始めます。

 

・ ところが老人ホームがとても高い…、月々20万円とのことでした。いろいろ調べてみても15万円~25万円/月が相場です。

 

老後資金があると言っても義母を単純計算をしても年間で240万円…、あっと言う間に老後資金がなくなってしまうことを考え、諦めました。

 

 

A子さんの介護離職と年金の繰り上げ受給


もともと、A子さんと旦那様は年金をできるだけ多く受け取ろうと、繰り下げ受給まで検討するほど、家計は安定していました。ただ、旦那様は再雇用されたものの、収入は現役時代の6割程度です。その不足分を補填しようと、A子さんもパートで働いています。

 

そのためパート中は義母に付きっ切りにはなれません。そこで介護保険サービスを利用して介護ヘルパーをお願いしました。

 

【 老後資金の貯蓄を諦め、繰り上げ受給へ… 】

 

★ ところが介護ヘルパーへの費用は想像以上に高いものでした。結局、パートで稼ぐ費用を上回り、家計はどんどん赤字へと転落していきます。そこでA子さんはパートを辞め、年金の繰り上げ受給を決断しました。

 

・ 調べてみると夫婦二人暮らしの頃よりも、(バリアフリーリフォーム代金・ヘルパー代金を除いて)月々約7万円オーバーになっています。全国平均では在宅介護に掛かる費用の平均は4.4万円でした。

 

年金の繰り上げ受給をすると、正規で受け取るよりも年間で6%、受給額が減少します。それも理解していたA子さんでしたが、家計はそれほど緊迫していたのです。

 

 

10年間の介護、A子さん72歳


結局、A子さんはその後10年間の介護生活を送りました。後半の5年間は義母の痴ほう症が悪化、徘徊も増えたために老後資金が削られることも覚悟の上で、老人ホームを選択しています。

 

全国の調べでは介護期間の平均は約5年(4.9年)、在宅介護に掛かる費用の平均は月々4.4万円ですから年間で52.8万円、5年分で264万円です。一方、老人ホームでは平均15万円~25万円なので、15万円で試算しても年間180万円、5年では900万円にものぼります。

 

【 老後資金を介護に充てた費用 】

 

★ まず、バリアフリーリフォームで100万円、その後在宅介護でA子さん宅の場合には平均で月々6万円でした。5年間の在宅介護期間でしたので360万円、後半5年間の老人ホームは月々15万円で5年間なので、900万円でした。

 

・ トータルで1,260万円の支出ですが、後半の老人ホームでは「自分達だけで負担することはできない!」と親族や兄弟にも相談をし、協力して出し合うことで、解決しています。

 

「では、最初から親族兄弟で協力しあっては…?」と思う方も多いのですが、なかなか一致団結して介護問題に向かうまでには時間が掛かるのも事実です。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は「老後資金もあり万全!」と思っていても、60代になってから襲ってくる「予定外の出来事」として、老々介護のひとつ、老後の親の介護について、体験談をお伝えしました。

 

高齢になった親の介護はもちろんのこと、今回の体験談を聞いていると、「自分達も子どもに迷惑を掛けないよう、対策しなければ…。」と感じた方々も多いのではないでしょうか。

 

現役世代から少しでも老後資金を蓄えておく、早い内から一戸建てを購入・完済しておくなど(持ち家があると、生きている内は返済せず、死後に持ち家を売却して返済できる「リバースモーゲージ」での借り入れができます。)、対策を取ることで安心度は増します。

 

これからの時代、今のように老後はお金に余裕がある時代にはなりません。老後資金を蓄えつつ、今回のようなもしもの時のためにも、親族や兄弟との仲を大切に協力できる体制を整えてみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

老々介護で老後資金を削った経験談

・62歳で義母が寝たきり・痴ほう症になる
・老人ホームは15万円~25万円で高額だった
・在宅介護のために介護離職
・介護と生活費のために年金の繰り上げ受給
・在宅介護で掛かる費用は月々4万円~10万円
・バリアフリーリフォームを行う
・10年間(老人ホーム5年)で約1,260万円

 


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