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【遺族の準備】葬儀の前に遺族が行う、5つの事柄とは

【遺族の準備】葬儀の前に遺族が行う、5つの事柄とは
遺族の準備はさまざまありますが、葬儀前までは日程が詰まっているので、悲しむ間もなくバタバタと過ぎてしまいますよね。

 

突然の訃報でも葬儀までは落ち着いて遺族のすべき準備をこなし、故人も遺族も納得できる葬送をしたい方は、多いのではないでしょうか。それには日ごろから、ある程度の知識は必要です。

 

亡くなる際には病院もしくは警察で、「死亡診断書(病院)」もしくは「死体検案書(警察)」を受け取り、地域の役所へ届けて火葬許可証を受け取ります。

 

これが遺族が必要な準備のひとつですが、葬儀前には葬儀社との打ち合わせの他、遺族しか準備ができない物事も多いものの、ただただ右往左往してしまうことも多いです。

 

そこで今回は、遺族の行う準備のなかでも葬儀前に遺族が準備しなければならない、5つの事柄をお伝えします。

 

自分しかできない遺族の準備は大変ですが、整理をすることで落ち着いてこなすことができますので、ぜひ参考にしてください。

 



 

【遺族の準備】
葬儀の前に遺族が行う、5つの事柄とは

 

遺影を選ぶ


昔からなかなか難しいと言われるのが遺影の準備です。特に写真嫌いの方になると、なかなか適切な写真が見つからなかったり、小さなスナップ写真を引き伸ばさなければならなくなります。

 

【 遺族の準備、遺影 】

 

■ 現在では写真加工技術も長けていますので、できるだけ加工しやすいものを意識して選ぶことをおすすめします。

 

・ ポイントは「顔」ですが、表情はもちろんのこと、よりハッキリと顔が映っているものを選ぶようにしてください。ピントが合っていてある程度解像度が良いものが好ましいです。

 

昔ながらのスナップ写真でも、現在では加工ができます。近年では終活を中心に、故人が遺影用に写真を準備していることもあるので、確認をしてみてください。

 

 

葬儀社との打ち合わせ


遺族は集まって喪主を決め、葬儀社との打ち合わせを行いますが、打ち合わせ前に家族皆が納得できる葬儀になるよう、意見をまとめてから打ち合わせをするとスムーズです。

 

【 遺族の準備、葬儀社との打ち合わせ 】

 

■ 主にまとめておきたいポイントは、①葬儀の予算②希望する葬儀のスタイルです。また故人の宗旨宗派も確認してください。

 

・ 日本では、ひとつの宗旨宗派に日ごろこだわっている方は少ないのですが、菩提寺を持つ家は多いです。菩提寺にはまず相談をして、その宗旨宗派に合わせた葬儀を行うことをおすすめします。

 

葬儀社でも僧侶の派遣を手配してくれるケースが増えましたが、菩提寺を持つ場合、葬儀で他の寺の僧侶に依頼すると、トラブルにもなりかねません。

 

菩提寺とはお墓がある寺院墓地のお寺を差します。トラブルになると納骨を断られることもありますので、菩提寺から僧侶を依頼する方がスムーズなのです。

 

 

希望の死装束がある場合


ひと昔前までは、あの世へ旅立つ服装である死装束に、誰もが白い経帷子を選んでいました。

けれども近年では、葬儀スタイルが多様化している流れと並行して、死装束も「自分達らしい」ものを選ぶ家が増えています。

 

【 遺族の準備、死装束の準備 】

 

■ 希望の死装束がある場合には、当然ながら遺族で準備をしなければなりません。故人が日ごろから気に入っていた服装や、趣味のユニフォームなど、故人らしい服装を選んでください。

 

・ 終活を故人がしていた場合、自分で死装束を選んでいる場合もあります。白い経帷子であれば、葬儀社で用意をしてくれます。

 

ただし、火葬時には燃えにくいために棺に入れてはいけないものが数多くあります。例えば時計や靴の飾りなどの金属類、燃えにくいゴム類なども入りますので、注意をして選んでください。

 

 

花輪の順番を決める


葬儀では祭壇の脇に花輪が並びますが、これは親族や職場関係者など、故人と生前に関わりの深かった方々が贈って下さった「花輪」です。

 

この花輪にも飾る順番があり、それは葬儀スタッフには判断しかねます。なかには自分の花輪の順番を確認している方もいるので、ここは遺族が注意して指示をしてください。

 

【 遺族の準備、花輪の順番 】

 

■ 花輪は祭壇(遺影)に近い方がより関係性が深い方々、外へ行くにつれて関係性が薄くなります。

 

・ そのため親兄弟は最も内側、外に行くに連れて仕事関係者や知人友人となるのですが、この辺りの方々の順番は充分に配慮して並べる方が多いです。

 

また、喪主を決めたら葬儀で必要な受付や案内係の役割を決めなければなりません。葬儀スタッフが請け負ってくれることもありますし、故人と親しい知人友人などにお願いすることもあります。

 

 

お通夜や葬儀での挨拶の準備


喪主となった遺族は挨拶の準備も必要となります。お通夜の際の挨拶や通夜振舞いなどの会食へのご案内、締めの挨拶など、いくつかのシーンに合わせて例文を用意しておくのが一般的です。

 

【 遺族の準備、挨拶 】

 

■ 最も重要な喪主の挨拶は、葬儀後の出棺です。難しいようにも感じますが、基本的な挨拶の流れと伝えるポイントがありますので、例文を確認しながら進めれば問題ありません。

 

・ 喪主の挨拶に入れたい要素は、

 

① 故人と自分の関係性(自己紹介
② 弔問へのお礼
③ 故人への生前の恩義へのお礼
④ 故人の生前の思い出
⑤ これからの遺族の誓いと今後のお願い

 

…です。

 

葬儀の挨拶では重ね言葉(「ますます」など)や直接的な言葉(忌み言葉)など、使ってはいけないものも数多くあるので、例文をアレンジして作成すると安心です。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は大切な家族を亡くした時に遺族が行うべき、葬儀前の準備をお伝えしました。葬儀社が決まると一安心ではありますが、遺族でないとできない事柄も数多くあります。

 

また葬儀には100万円、時には200万円と費用が掛かり、葬儀後1週間以内ほどで支払いをするのが目安です。葬儀でいただいた香典を利用して支払う家が多いのですが、それでも心配はあるのではないでしょうか。

 

もちろん立て替えも出来ますが、特に故人の口座は銀行が故人の死亡を知ると、相続が確定するまでは、一度凍結してしまいますので、故人のお金を当てにしていると、「引き出せない!」と言う事態にもなります。

 

しかも葬儀当日には、僧侶へのお布施や葬儀の手伝いをしていただいた方々への心付けなど、現金で必要なものもあります。

 

故人の預貯金口座のお金で葬儀費用を捻出しようとしていた場合には、早い段階で相続人全員で相談した後、葬儀費用を引き出しておくと安心です。

 

ぜひ本記事も参考にしながら故人の意見も思い出し、故人も遺族も納得できる葬儀と葬送を行ってください。

 

 

まとめ

葬儀前に遺族が行う準備とは

・遺影は顔がハッキリしているものを選ぶ
・喪主、葬儀形式、葬儀予算を決める
・菩提寺があれば読経供養の依頼と相談
・より親密な関係性から花輪を並べる
・喪主の挨拶例文をアレンジすると安心
・葬儀費用の捻出方法は予め決める

 



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