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墓石の価格だけではない。お墓を建てる時に掛かる費用

墓石の価格だけではない。お墓を建てる時に掛かる費用

墓石の価格帯があまりにも広くて、驚いた経験がある方々は案外多いですよね。比較的安価でコンパクトな墓石で20万円前後のものもあれば、豪華で敷地面積も広いお墓のケースでは300万、400万とする事例も数多くあります。

 

もちろん、敷地面積が大きく明らかに豪華に作られている、代々墓や家族墓であれば、墓石の価格の違いも納得がいくものですが、中には姿形はさほど変わらないのに、墓石の価格が驚くほど違う!なんてこともあります。

 

「ならば安ければ安い方が良いのでは?」と思う方々もいるかもしれませんが、そうとは限らないのです。きちんとその理由を知って、自分達のお墓の価格に納得してから購入したいですよね。

 

そこで今回は実はあまり知らない、お墓の価格の違いや理由、お墓を建てる際に掛かる費用をお伝えします。

 



 

墓石の価格だけではない。
お墓を建てる時に掛かる費用

 

墓石の価格の違い


「お墓を建てる」となると、もっと詳しく説明する必要があるのですが、まずは「墓石」の価格の違いを知りたいですよね。ひと口に墓石と言っても、種類が豊富にあるのです。

 

【 墓石の価格の違い 】

■ 現在、石材は中国やインド、国産まで、様々な種類がありますが、その価格帯が大きく違います。

 

・ インド産だから中国産だから安価になる、と言うような単純な見分けはありませんが、御影石ひとつでも、産地によって30倍にもなることもあります。

 

では安い石材を選べば良いのか?と言えば、そういうことでもなく、石密度や色味など、それぞれの良さと特徴を見極めて選ぶ必要があります。実際に石を見ながら説明を聞き、決定すると安心です。

 

 

比較的安価な墓石の価格例


墓石の価格は前項でお伝えした、墓石の種類と使用する墓石の量で決まりますが、まずは石材の種類や違いも知りたいですよね。現在石材は世界各国から輸入されており、中国やインドのものが多いです。

 

【 比較的安価な墓石の価格と種類 】

■ 御影石とひと口に言っても、高級なものから安価なものまでありますが、最も安い中国産の白御影石を例に取ると、コンパクトな洋型墓石で20万前後、和型墓石でも小さいタイプなら25万前後からあります。

 

ただし、水の吸収が気になるため、場所によっては違う石材を使うなど、工夫をしている墓石屋もあります。

 

 

人気の墓石の価格例


前項では比較的安価な石材を利用した、墓石の価格例をお伝えしましたが、墓石には何百種類もあると言われ、その価格帯はとても広いものになります。例えば、漆黒の「ファイングレイン」などでは、和型墓石で150万前後の例も多いのです。

 

【 人気の墓石の価格と種類 】

■ 硬い石材で安定感がある、光沢が魅力の深い黒に近い緑色の石材、「インド緑」は、同じようにコンパクトな洋型墓石になると50万弱、和型墓石になると80万弱のものなどがあります。

 

これはあくまでも一例で、墓石には何百種類と言うバリエーションがあるため、参考にするに留めてください。さらに墓石もその大きさによって違うことも考慮して、予算に見合ったグレードの石材を選ぶことをおすすめします。

 

 

墓石の価格だけではない!


ここまで、墓石の価格の違いの理由の一因、「石材の種類」について説明してきましたが、墓石の価格を決める要素は、それだけではありません。

 

【 墓地全体の広さ、デザイン 】

■ 墓石の価格を決めるには、石材の他に使う量、つまり墓地の広さとデザインが考慮されます。

 

・デザインと言うとピンと来ない方々もいますが、シンプルな四角い墓石と比較すると、飾りや細工がたくさんあしらわれた墓石は、格段に高くなることが多いのです。

 

また、外柵や特注、墓地の状態(平地か斜面かなど)による施工の手間隙なども考慮し、全体の墓石の価格が決められてくるのです。

 

 

墓石の価格の内訳


このような事情から、一概に墓石屋さんで価格を決めるのは難しい側面があります。墓石屋さんは実際に墓地を見て、その状態から見積もりを出すことが多いですよね。

 

【 墓石の価格の内訳 】

・ 石材の価格
・ 石材を使う量
・ 墓石のデザイン(彫刻や加工料)
・ 墓地の施工料

 

この4つの内訳によって、それぞれの墓石の価格が決まるのです。

 

 

墓石と墓地の依頼先はそれぞれ違う


ちなみに、お墓を建てようとする時、はじめに墓地を購入しますが、墓石はまた別の業者にお願いしなければなりません。

 

【 墓地と墓石は依頼先が違う 】

■ 墓地によっては提携している墓石屋さんがあり、自動的にそこにお願いすることになります。

 

・ けれども市営霊園など専用の墓石屋さんがない場合には、自分達で墓石屋さんを探して依頼する必要があるのです。

 

 

墓石屋さんの注意点


では自分達で墓石屋さんを選ぶ時、やはり普段あまり馴染みのない世界だけに、どの業者を選べば後々も安心なのか、悩んでしまいますよね。もちろん、こちらの質問や疑問、不安に丁寧に応えてくれる業者が好ましいことは、言うまでもありません。

 

【 墓石屋さんの注意点 】

■ 墓石を購入した後のケアをしてくれるか、石材の品質の説明や見積書が明瞭かどうか、確認をしながら進めてください。

 

・ あまり大幅な安値で販売している業者の場合、基礎工事やアフターケアの有無、実際に建てたお墓の見学を要請するなど、入念なチェックをしながら、契約を進めるようにしてください。

 

 

いかがでしたでしょうか。お墓を建てるとひと口に言っても、墓石のスタイルや石材選びから、もちろん墓地探しまで、そのステップは多数あり、知っておきたいことも多くありますよね。

 

特にお墓は素人では石材の種類やデザインなど、墓石によって違う価格に、「どうして?」「なぜ?」と疑問を感じることは多々あるはず。まずはこのような疑問に丁寧に応えてくれる墓石屋さん選びをするためにも、遠慮なく疑問を投げかけるのも、一案です。

 

時には驚くほど格安の墓石屋さんもありますが、その全てがとは言いませんが、中には注意すべき墓石屋さんも存在します。販売期間中はとても熱心に営業してきたものの、購入したら連絡しても音沙汰ない…、なんてことも。

 

本記事を参考にしながら知識を深め、皆が満足の行く「お墓との出会い」にたどり着いてください。

 

 

まとめ

墓石の価格が違う理由と内訳

・墓石の石材によって、価格帯は大きく違う
・安価な墓石の例としては、20万円前後など
・人気の墓石の例では、コンパクトな洋型で50万円前後など
・彫刻などの掘りやデザインによっても価格が変わる
・石材の価格、使う量、デザイン、施工料で価格が決まる
・墓地と墓石で、お願いする業者が違う
・面倒臭がらず、丁寧な説明をしてくれる業者を選ぶ



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