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年金の繰り上げ・繰り下げとは?受け取り年齢を決める指標

年金の繰り上げ・繰り下げとは?受け取り年齢を決める指標
年金の繰り上げ・繰り下げと聞いても、ピンと来ない方も多いですよね。ひと昔前までは60歳が定年、その後は年金生活…、と言うのが王道でしたが、現代では65歳から年金の受け取りが始まります。

 

そんななか、60歳から年金を受け取りたい人々が、年金の繰り上げ制度を利用するのです。一方、年金の繰り上げと同じく、繰り下げる…、つまり70歳など65歳以上の年齢まで受け取りを伸ばすこともできます。

 

「そうなると、早くから受け取った方が得ではないか?」と思いますが、そうではありません。年金を繰り上げれば、それだけ支給額が減り、繰り下げるとそれだけ支給額も上がる仕組みになっているのです。

 

ならば、自分たちに最も得になる方法で受け取りたいですよね。そこで今回は、年金の繰り上げ・繰り下げ制度とともに、「いつから受け取ったら得か?」を考えて行きます。

 


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年金の繰り上げ・繰り下げとは?
受け取り年齢を決める指標

 

年金の繰り上げ・繰り下げで変わる支給額


冒頭でもお話したように、年金は繰り上げるほどに支給額が減り、繰り下がるほどに増えます。ただし、年金の繰り上げと言っても60歳が限度です。

 

【 年金の繰り上げ・繰り下げで変わる増減 】

 

★ 年金を1か月繰り上げると、0.5%マイナスになり、年間では6%のマイナスになります。一方1か月繰り下げるごとに0.7%プラス、年間では8.4%のプラスになります。

 

・ ここで一例として、正式な65歳からの年金の場合、1年80万の受給がある人として換算すると、年間6%のマイナスですから年間では4万8千円、5年間で24万円ですので、60歳からの受給では56万円の計算です。

 

一方、70歳まで繰り下げる場合には、年間8.4%ですから67,200円のプラス、5年間繰り下げているので336,000円となり、何と1136,000円にも高くなります。

 

このように考えると、長生きを前提にするなら年金は繰り下げ受給が得ですよね。ただし、健康に不安がある場合には、繰り上げ受給はとても心強い制度のひとつです。

 

 

「長生き」するなら繰り下げ受給だけど…


ここで難しいポイントは人は予め自分の寿命を知っている訳ではない、と言うことです。年金受給の繰り上げや繰り下げを考える時、「どれくらい長生きするか」抜きには計算できません。

 

ただ、先ほどの計算式を元に「何年生きれば得となるか」は試算できます。

 

【 年金の繰り上げ・繰り下げが得になる年齢 】

 

★ 年金受給年齢を繰り上げた場合、金額が下がった年金のまま受け取り続けるので、16年8か月までは通常、もしくは得となりますが、これを超えると「損」です。

 

・ 一方、年金受給年齢を繰り下げた場合、金額が上がったままですので、生きれば生きるほど「得」になります。試算するとプラスになる年齢は、受給開始から11年11か月以上生きれば「得」です。

 

60歳から年金受給を繰り上げた場合、76歳8か月以上長く生きると「損」になる計算になり、70歳に年金受給を繰り下げた場合には、81歳11か月から「得」をします。

 

なかなか自分で決められない問題だけに難しいですが、「私は長生きするぞ!」と考えるなら、繰り下げを目指すのも良いかもしれません。

 

 

もちろん、「特別支給の老齢厚生年金」は受け取って!


「年金の請求案内が来たけれど、繰り上げになっちゃうから出さない!」と言う方もいます。しばしば勘違いされるのですが、「特別支給の老齢厚生年金」は別ですので、ぜひ請求をしてください。

 

【 特別支給の老齢厚生年金に該当する人 】

 

★ 男性であれば昭和36年女性なら昭和41年よりも前(年変わりは春ですので、4月1日前です。)の生まれの場合には注意をしてください。

 

・ 会社員をしていた方(1年以上が条件です。)であれば、60歳以上から年金受給ができます。

 

あくまでも年金受給の繰り上げ・繰り下げは老齢基礎年金の話、老齢厚生年金の場合には、年齢に応じて受け取ることができる「報酬比例部分」の受給が可能です。

 

この特別支給の老齢厚生年金(報酬比例部分)の受け取りを逃さないために、前述した年齢に該当する方は、例え老齢基礎年金の繰り上げ受給をしない場合でも、手続きを行うことをおすすめします。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は年金受給年齢の繰り上げ・繰り下げ制度をお伝えしました。制度自体は理解できても、そもそも寿命も自分では決められないですし、家族などの状況も人によってさまざまです。

 

ですから、一概に「こうすれば得」とは言えませんが、年金受給の繰り上げは慎重に検討することをおすすめします。

 

…と言うのも金額の問題だけではなく、例えば(特に女性に多いですが)旦那様が亡くなった時に寡婦年金が支給されなかったり、国民年金の任意加入ができないなど、状況によっては大きな損にもなり得るからです。

 

また、年金受給の繰り上げは基礎年金に該当するため、「加給年金」などは65歳からしか受給できません。この点もふまえた老後計画をしてください。

 

 

まとめ

年金繰り上げ・繰り下げは損か得か

・年金受給を繰り上げると年間6%のマイナス
・年金受給を繰り下げると年間8.4%のプラス
・60歳から受給、76歳8か月以上で「損」
・70歳から受給、81歳11か月から「得」
・特別支給の老齢厚生年金は受け取る

 


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