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沖縄での終活、お墓選び。こだわって選ぶ自分らしい選択

沖縄での終活、お墓選び。こだわって選ぶ自分らしい選択
沖縄での終活ではお墓について良く語られますよね。「お墓を建てる」ことが真っ先に思い浮かびますが、沖縄での終活で語られるお墓は、「門中墓に入るか否か」「現在継承している門中墓をどうするか」と、門中墓に纏わるものが少なくありません。
 
時には、門中墓に入ることが出来ず、墓地の片隅で祀られている家族に、「沖縄での終活を通してお墓を建てたい」と言う事例も見受けられるなど、全国的なお墓に纏わる終活と比較しても、一定の想いを持って進めている方が多いのが特徴的です。
 
せっかく沖縄で終活を通してお墓事と向き合っているのですから、納得できる選択をして、ホッとしたいですよね。そこで今回は、今までの沖縄での終活、お墓に関する事例を通して、「自分らしい選択」のいくつかの方法をお伝えします。
 



 

沖縄での終活、お墓選び。
こだわって選ぶ自分らしい選択

 

沖縄での終活、お墓事は門中墓との向き合い


沖縄での終活で、お墓について考える時、ほとんどの方がそれぞれの立場で、門中墓と向き合うことが多いです。ただし、それぞれの立場で向き合っていますので、解決したい問題や想いは人それぞれ、と言っても良いかもしれません。
 

【 沖縄での終活、お墓に纏わる問題 】
 
① 門中墓を継承しているものの、子ども世代で継承してもらえる人がいない。(若しくは子どもに継承の負担を掛けたくない。)
 
② このままだと門中墓に入ることになるが、自分は門中墓に入りたくない
 
③ 門中墓に入れず、敷地の隅に祀られた家族を残したままにしたくない。
 
④ 自分の家族が(娘が離婚して家にいるなど)このままでは、門中墓に入れないことが気に掛かる。
 
⑤ 門中墓に入るのを嫌がっていた両親を、そのままにしておくのは気掛かりだ。

 
…などなど、どれも門中墓に関わる心配事ながら、それぞれがそれぞれの立場で、気になる事柄を抱えているのが、沖縄の終活でのお墓事の特徴です。
 

 

子ども世代に継承しない、と言う選択


特に増えているのが、子ども世代に位牌や門中墓の継承を求めず、自分の世代で終わりにする、と言う選択ではないでしょうか。ただし今までの慣わしの元、長く続いてきた門中墓や沖縄位牌を、自分の代で完全に途絶えさせることに抵抗を感じる気持ちは否めません。
 

【 沖縄での終活、お墓の永代供養 】
 
★ そこで、個人墓地にある門中墓を墓じまいし、霊園などの管理が行き届いた施設へお引越し(改葬)をする事例があります。
 
・ 子や孫の代まで永代に渡り管理や供養をしてくれるサービスである、「永代供養」を付加して、継承なくとも無縁仏にならない選択をしました。

 
「お墓には永代供養があるけれど、位牌はどうしよう…。」そう考える方も多いもの。実は永代供養はお墓だけではなく、位牌でもあります。
 
例えば「位牌堂」に相談すると、一定年数(施設により規定はさまざま)、個人の位牌スペースが提供され、永代供養が付加できる施設が多いです。
 

 

門中墓から独立して、家族墓を建てる


続いて沖縄の終活でのお墓事について良く聞こえるのが、「家族のお墓を納得の出来る形にして、穏やかに余生を送りたい。」と言うもの。
 
前述したような、門中墓に入れなかった娘や家族、門中墓に入るのを拒んでいた両親をそのままにしている事が、ずっと気になっている方が多いです。
 

【 沖縄での終活、お墓から独立 】
 
★ このような場合、門中墓から独立して、新しいお墓を建てる方法で解消する事例が多数あります。実は門中墓に入りたいけれど入れないトラブルと比較して、門中墓から独立したい場合には、門中や親族からの反対はあまりありません
 
・ ただ、門中墓にすでに入っている両親などの遺骨を取り出して改葬したい場合、沖縄の風習では「お墓を開ける日取り」を決めることが大変。時期によっては、一年掛かるケースもあるほどです。

 
最も反対の少ない日取りは、お墓事に良いとされる旧暦の七夕があります。その他、数年に一度訪れる「ユンヂチ」の年回り(2020年1月25日~)を狙うと、スムーズに独立できるかもしれません。
 

 

自分達の代から建てる、家族墓


門中墓から独立したい方は、沖縄での終活を通してお墓を購入する際、個人墓を選ぶ方が多いのですが、門中墓に入れるのか気になる家族や子ども達がいる場合、その形態を自由に変えて建てるケースもしばしば見受けます。
 

【 沖縄での終活、お墓に入る人 】
 
★ 門中墓では父系の血族であり、女性が離婚などをした場合や、「結婚前に亡くなったため入れない」などの相談があります。そんな時、共に入るお墓を準備しておくために、新しく父系血族に拘らないお墓を建てるケースも増えてきました。
 
・ 例えば幼くして亡くなった娘が門中墓に入れず、敷地の隅に祭られていた場合、後々両親も入る事が出来る「家族墓」を建てたケースがありました。

 
その他、離婚や独身などの事情で同居している娘が、後々一緒に入る選択が出来るよう、家族墓にするケースもあります。
 
 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の終活で特徴的なお墓事について、その傾向や事例をお伝えしました。新しいお墓ではその他にも兄弟墓など、門中墓から独立した方が、沖縄で終活を通してお墓を建てる際には、自由なものになる傾向は確かにあります。
 
この兄弟墓や、幼くして亡くなった子どもと入るような家族墓の場合、この選択が出来るのは永代供養のサービスがあってのこと、…とは言えます。霊園で永代供養墓を選択出来ることで、より自由な括りでの新しいお墓を建てることが出来るのも、その背景です。
 
沖縄での終活は、お墓と位牌はとても大きな二大柱ですよね。確かに相続なども大切ではあるのですが、早い段階で解決し、安心しておきたい、と考える方が多いお墓事と位牌事は、真っ先に相談する方の多い事案です。
 
多くの方々の体験談を参考にしながら、柔軟に問題の解決策を探して、希望の形を実現してください。
 
 

まとめ

沖縄で見られるお墓に関する終活の傾向

・それぞれの立場で門中墓に向き合っている
・継承問題では永代供養により解消した事例もある
・門中墓からの独立なら、日取りを意識する
・新しいお墓で入る人に括りを設けない選択

 



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