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遺品整理を巡るトラブル。知っておきたい体験談

遺品整理を巡るトラブル。知っておきたい体験談
遺品整理については、相続やお墓の継承などと比較すると、あまり深く考えない方々が多いですよね。けれども実はこの遺品整理も、兄弟間で後々まで確執が残る原因になったりします。

 

それは「遺品整理」がどれだけ大変な作業なのか、お互いに把握していないために起きることがほとんど。終活でも相続のための遺言書や、お墓や葬儀の生前契約に興味はあっても、「遺品整理」まで気が回らない…、と言うことも多いのです。

 

そのため、何らかの形で遺品整理に関わった方々の終活では、口を揃えて「生前整理を先にする!」と言う意見が出るほど…。最終的に家の物はそのまま、家の解体工事!なんて事も、実はあるのです。

 

とは言え、未だ経験したことがない者にとって、遺品整理の何が大変だったのか、知りたいですよね。そこで今回は、遺品整理での困りごとやトラブル、実際に起きた体験談をいくつかお伝えします。

 



 

遺品整理を巡るトラブル。
知っておきたい体験談

 

自分達も70歳を超えての遺品整理


小さなマンションに住んでいても、人が住むと日々物がたまり、引っ越し時には「こんなに物があったんだ!」と驚くほどの量が出てくることも…。それだけに長年住んでいた実家の遺品整理となると、想像以上に大変です。

 

これは、そんな遺品整理で苦労した方の体験談です。

 

【 予想していなかった、遺品整理の大変さ 】

★ 両親としては「遺品整理くらい、最後の親孝行だと思ったらできるはず!」と言うのが口癖だったのですが、とても長生きした両親が亡くなった時、自分もすでに73歳でした。

 

屋根裏から押入れの奥、昔ながらの急な階段を上り下りするには、もうすでに足腰も弱っていて、到底夫婦だけでは遺品整理は難しい、と言うことに…。

 

貴重品だけ集めて、相続手続きの申告のために財産をまとめたのですが、それも後々、申告漏れを起こしてしまいました。

 

 

遠方に住む子ども達の遺品整理


高齢だったお母さまが亡くなり、一人で住んでいた家中を遺品整理することに。一戸建てで住んでから30年ほど。お父さまはすでに他界されていて、子どもは皆、独立していました。

 

お父さまが亡くなった時にも、遺品整理の機会はあったのですが、その頃すでに80歳を過ぎていて体力もなく、子ども達も特別問題がなかったため、そのままでした。

 

【 遺品整理に膨大な費用! 】

★ 子どもは男性三人。全員遠方に暮らして独立し、家族もいました。それぞれでき得る限りの休みを取って、集まったものの、頑張って休みを取って、最長一週間…。

 

一戸建ての家は、思った以上に遺品整理に時間が掛かり、何よりも細かな通帳やカード類、印鑑があるなかで、銀行印と照らし合わせる…、口座がまだ生きているのか確かめる…、などの細かな作業で時間を取ってしまいました。

 

結果的に遺品整理半ばでお休みも終り、兄弟で三分割をしてお金を出し合い、業者に残りの片付けを頼むことに。その費用60万!(費用は家の大きさや時間で変わります。)三人の家それぞれ20万円以上を出し合うことになりました。

 

皆子どもが二人・三人いる家族ですから、休みを取って家族で帰省し、さらに20万を捻出するため、思わぬ出費となったのです。

 

 

兄弟で一人だけ負荷を背負って、わだかまり


前項でお伝えした家族の場合、生前に全く整理をせず、大きな家だったため、専門業者にお願いしたところ、膨大な金額になってしまった…、と言う事例ですが、今回は兄弟間の連携が取れなかったトラブルです。

 

遺品整理は大変なもの…。何となく理解はできても、その大変さは実際に体験していないと実感ができないもの。兄弟で実家に一番近かった、末の娘が遺品整理をした事例です。

 

【 兄弟の理解が得られず、一人で遺品整理! 】

★ あまりに大変だったため、兄二人に遺品整理の手伝いをお願いしたのですが、遠方であること、仕事があることで手伝いは期待できません。そこで、このケースでも、遺品整理の専門業者に依頼をしたのです。

 

・ 見積もりをしたところ、この場合も大きな一戸建てであったために、50万円とのこと…。兄弟に相談しても、「のんびり進めれば、いつか終わるだろう。」と乗り気ではありませんでした。

 

とは言え、娘一人でできるものではなく、結局娘が全ての費用を請け負う結果になり、未だにわだかまりが残ってしまったのです。「そのままにしておいても大丈夫。」と言うのは、現場にいない人が思いがちなこと…。

 

忙しいかもしれませんが、葬儀後に数日の時間を取って帰省し、その後の相続や遺品整理について、兄弟間でしっかりと話し合い、スケジュールを決める方が、後々のわだかまりはなさそうです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、相続で兄弟間の関係が悪くなることは時々聞きますが、実は遺品整理でも、ちょっとした勘違いやすれ違いで、確執が起きることに驚かれる方もいるかもしれません。…と言うのも、この遺品整理の大変さは、経験しないとなかなか分かりにくいのです。

 

その他にも、ほとんどを一人で遺品整理をしたにも関わらず、兄弟間で労いの言葉もなく、その上、「あの貴重品を取っただろ!」と疑われた…、と言う体験談もあります。

 

また、あまりに多くの粗大ゴミだったので、まとめて廃品回収業者にお願いして廃棄したところ「あの家具とあの家具は、リサイクルしたら高く売れたのに!」と兄弟からのクレームを受けた、と言う体験談まで…。

 

これも皆、実際に現場を見ていない、様子が分からないから起きることではないでしょうか。その大変さを理解すれば、少なくてもクレームにはならないかもしれません。

 

まとめ

遺品整理トラブルの体験談

・70歳を過ぎてから、両親の遺品整理
・遠方の子ども達、短い休みで遺品整理が終わらない!
・兄弟の一人だけが苦労した遺品整理でわだかまり



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