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改葬をするタイミング。知っておきたい5つのトラブル


改葬をする決断は、実際墓主の立場になると、なかなか進められないもの。特に期限が決められている事柄ではないですし、何となく、一人で決めるのは気が引けますよね。それならば、家族親族、菩提寺と相談して、一緒に進めれば良いのです。

 

改葬や墓じまいで起こるトラブルの多くが、よくよく当事者に傾聴していくと、感情的なもつれも含んでいることが分かります。「どうして相談してくれなかったのか!」「そんな突然言われても…。」そんな気持ちが原因になることも…。

 

沖縄で改葬や墓じまいをはじめとする、お墓の購入も含めた「お墓事」は、神様の目が届かないユンヂチが良いとされています。その年回りは、2017年。法事法要の日取りも比較的自由なら、決断したいところ。

 

ただ決断前に、改葬トラブルを一度確認したいですよね。そこで今回は、改葬や墓じまいでよくあるトラブルを5つ、お伝えします。

 


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改葬をするタイミング。
知っておきたい5つのトラブル

 

菩提寺とのトラブル


改葬の際に最も多いのが、菩提寺とのトラブル。もともと無宗教の傾向が強い日本ですが、近年ではより宗教離れが加速し、寺院では檀家が減少傾向にある問題を抱えています。

 

そんななかで改葬…、つまりその寺院を離れる(=檀家を離れる)と言うことは、寺院にとっては死活問題であることを理解して、関わらなければなりません。

 

【 菩提寺とのトラブル 】

■ 最も多いトラブルが檀家を離れる際に、法外な離檀料を請求される、と言うもの。本来の離檀料の目安では10万円以上、多くても20万円もお渡しすれば、十分。それ以上の金額を求められる場合には、交渉も必要かもしれません。

 

実は既存墓地の管理施設から「埋葬証明書」をいただく必要があるのです。トラブルを避けるためにも、寺院の事情も理解しながら、感謝を持ってお話を進めてください。

 

 

親族とのトラブル


次に挙げられるトラブルが、親族とのトラブル。大勢の意見がひとつになることはなかなかなく、なかには「改葬」に対して快く思わない方々もいます。

 

価値観の違いなので難しい問題ですが、「墓主だからと言って、一存で自由に進めてはいけない。」と言うことを意識することで、トラブルが解消した事例も多いです。

 

【 親族とのトラブル 】

■ 親族とのトラブルは、いくつかのパターンがあります。

 

・ 既存のお墓を残すべきだ、と考える親族とのトラブル。
・ 複数の人々が、仏様を近くに置きたいトラブル。

 

まずは、もしも自分が遠方に住んでいるなどの理由で、代わりにお墓を管理してくれていた親族がいる場合などは、お墓の管理への心からの感謝を伝え、「お墓との関係をより身近にするために…。」など、誠意ある説明が不可欠ではないでしょうか。

 

 

石材店によるトラブル


菩提寺や親族との話し合いも解決し、いざ改葬に踏み切った際にも、石材店によるトラブル事例が起きています。

 

既存墓地が個人墓地などで、自分で石材店を見つけなければならない時、費用のトラブルを避けるには合い見積もりを取って、相場を見極める冷静な視点は不可欠。ただし、多いトラブルは金銭ではありません。

 

【 石材店によるトラブル 】

■ 石材店スタッフの意識によって、作業が雑になることも…。結果、近隣の墓石に傷を付け、近隣のお墓の墓主より苦情を言われる事例もありました。この場合、時には大きな出費にもなるので、石材店選びは重要なのです。

 

このような石材店によるトラブルは、事前に避けたいもの。引っ越し先が霊園などであれば、多くが提携の石材店を持っていますので、既存墓地の撤去前から、引っ越し先の霊園に相談してみるのも、ひとつの方法。

 

施設や寺院と提携しているため、その責任は大きく、誠実な仕事が期待できる石材店が多いのです。

 

 

手続きで起きたトラブル


実は、個人墓地を購入したものの、役所へ申請した段階で、「お墓を建てる事自体が許可されなかった!」なんて言うケースもあります。これは、個人墓などのお墓の種類も関係しています。

 

近年特に沖縄では、無縁仏が増えてきたこともあり、後々無縁仏になるかもしれない個人墓を、新しく建てることを許可していない地域もあるからです。

 

【 個人墓を建てる時のトラブル 】

■ 個人墓地を検討しているのであれば、希望のエリアで新しく建てられるのか、事前に確認してから準備をすべき。民間や寺院の霊園であれば、「お墓を建てる」ための手続きは、すでに済ませている施設がほとんどです。

 

 

受け入れ先が見つからないトラブル


キチンとした手順を踏まないことで、引っ越ししたいものの、受け入れ先の墓地が見つけられず、とりあえず墓じまいだけをした事例も、見受けられます。

 

これは単純に、スムーズな改葬の流れを把握せず、手順を踏まなかったが故に起きた問題。確かに「墓じまい」のみをすることはできますが、その場合でも、遺骨のその後の扱いは検討しなければなりません。

 

【 改葬の手順 】

 

① 菩提寺・親族に相談して、改葬を決断する。

② 新しいお墓の購入

③ 既存のお墓の施設から、埋葬許可証をもらう。

④ 新しいお墓の施設から、受入証明書(墓地使用許可証)をもらう。

⑤ 役所へ申請して、改葬許可書をもらう。

④ 既存のお墓を撤去する(閉眼供養)

④ 新しいお墓へ納骨(開眼供養)。

 

が基本の流れ。先に新しいお墓を購入し、新しいお墓の施設から受入許可書をいただいたら、埋葬許可証と共に役所へ提出するのです。今では、このような一連の手続きを代行してくれる業者も見受けられます。

 

 

いかがでしたでしょうか、改葬などのお墓事は、人それぞれの価値観の違いも多く、その工程でいくつかのトラブル事例も少なくありません。けれども事前にいくつかのトラブル例を確認することで、その回避策は十分にできます。

 

また、菩提寺や親族とのトラブルは、時に感情の問題も含まれますので、誠意ある言葉で説得すること。そして決定する前から、常々「相談」しておくことで、いざ改葬へと具体的に進んでいくなかで、スムーズに事が運ぶはず。

 

それでも菩提寺との離檀料トラブルが解消しないとなれば、申請する役所へ相談してみるのもひとつの方法です。役所から菩提寺へ、必要書類を出すことを促してくれることもあるので、「まずは相談」で進めてください。

 

本記事でお伝えした流れを参考に、イメージしながら進めるだけで、ぐんと改葬への手順がスムーズになります。

 

まとめ

改葬で多いトラブルとは

・菩提寺が法外な離檀料を請求するトラブル
・親族がお墓の移動を反対するトラブル
・石材店が周囲のお墓を傷つけるトラブル
・手続きで、お墓の申請が通らないトラブル
・お墓の受け入れ先が決まらないトラブル

 


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