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生前整理をして良かった!体験談に見るメリットとは

生前整理をして良かった!体験談に見るメリットとは

生前整理は終活のなかでも、もっとも始めるのに躊躇してしまう事柄ですよね。普段でも大掃除は大変なのに…、生前整理となれば、かなりの時間とパワーが必要なことは否めません。

 

これだけパワーが必要な生前整理ですから、ある程度目的意識を持つことができれば、意欲を持って進められます。「何となく遺品整理は大変そうだから…。」と言う理由では、まだまだ元気なうちは「まだいいや。」と考えてしまうのも当然です。

 

けれども実は生前整理は、自分亡き後のための作業でありながら、実際にこなしてみると、「充実した人生を生きるきっかけになった!」と言う声も多く聞こえます。

 

中には当人自身が予想もしなかった展開もあるだけに、どんな体験談があるのか、知りたいですよね。そこで今回は、実際に生前整理をした方の、「生前整理をして良かった!」体験談をいくつかお伝えします。

 



 

生前整理をして良かった!
体験談に見るメリットとは

 

思い切って正解!快適な暮らし


スッキリとした暮らし

生前整理を始める前は、「あれどこにあったっけ…。」と毎日思うくらいの、荷物が積み上げられた家も多いですよね。そんな一戸建てに住んでいた方の、生前整理の事例です。

 

【 生前整理のメリット☆大きなゴミを一挙に整理! 】

★ 「あれはコッチ、それは捨てる!」瞬時に決める方法で、必要・不要をより分けているうちに、気分も乗ってきて思い切りがでてきました。細かなものを捨てていると、何個もの書斎の棚ががら空きになるほど!

 

・ 「いっそのこと、大きな家具も捨ててしまって、残されたタンスに入るだけの暮らしをしよう!」と夫婦で思い立ち、回収業者に連絡しました。トラック一台に入るだけ、粗大ゴミを回収してもらいました。

 

 

何個もあったアナログテレビや、今では使わないタイプライターも廃棄しましたが、思い出深くアンティークになるミシンだけは残しています。

 

二階建ての一階部分はスッキリ!現在は得意の洋裁教室を時々開くなど、空いたスペースを利用して、充実した暮らしをしています。

 

 

子どもとの絆深まる、親子での生前整理


親子の絆

近年、注目されているのは親子で始める生前整理。終活を親子間で話し合うことは縁起が悪いと考える傾向もまだまだありますが、それを乗り越えて、親子で生前整理を始めるメリットは多々あります。

 

【 体験談に見る、親子の生前整理のメリット 】

 

・ 体力のある子ども世代に、大変な箇所をお願いできた。
・ 一緒に生前整理をしているため、相続財産の説明なども必要なく、余計な手間が省けた
・ 昔の思い出を語り合う機会が増え、以前より仲良くなった。

 

などなどが挙げられます。ここで、体験談より注意しておきたい点は、子どもと生前整理をするなら、「全員の子どもと話し合って」進めることです。一人の子どもだけに頼ることで、兄弟間で余計な確執を生む原因にもなります。

 

全員が集まった時に生前整理について話し合い、全員が了解した上でスケジュールを組むと、後々までスムーズです。

 

 

二世帯住宅復活?賃貸へ


二世帯住宅を賃貸へ

家を建てた時、自分の親世代と住むために二世帯住宅にしたものの、現在では子ども達も独立し、残された夫婦で住んでいる…、そんな事例は案外多くあります。

 

昔のように一生涯をひとつの地域で暮らすことも少なくなり、子ども世帯が遠方へ出て独立するケースが増えているのも、そのひとつの理由です。そのような家では、広さの分だけ物が増えてしまう傾向があります。

 

【 生前整理のメリット☆二階の住宅を賃貸に 】

★ 親が亡くなってから長年そのままにしておいた、二階部分の荷物を一挙に廃棄。子どもが長く来て手伝うことができないため、引っ越しの専門業者に頼んで、不用品を一切引き取ってもらいました。

 

足腰も弱っていたため、もう滅多に二階へも行かなくなっていたので、「二階の物は不要!」と思い切った決断をしたのも、結果的には良かった、と言う感想でした。

 

一緒に一階部分も、専門業者の方と「捨て」、建物の気になる箇所を修繕。二階部分がまるまる空いたので、賃貸に出して、子育て真っ只中の家族に、貸し出しをしています。時々交流もあるので、楽しい日々になりました。

 

 

ミニマムになって夫婦で引っ越し


シニアのマンション暮らし

同じように一戸建ての家の物を、一気に生前整理として片付けた夫婦の事例では、「夫婦二人だけの暮らしを考えたら、あまりにも物が少なくなって。」一戸建てを持て余した、と言う体験談があります。

 

【 住みたかった場所で余生を送る 】

★ そこで夫婦は、思い切ってその家を売ることに!都心部近くに住んでいたため、築年数が経っていたものの、思いのほか良い値段で売ることができました。

 

・ そのお金を使って、今度は田舎ののんびりした町に移り住みます。そのエリアは、同じように定年退職を終えた夫婦が、余生を楽しむために移住した住民が多い地域です。

 

似たような環境同士なので、お隣りさんとの交流を楽しみながら、日々暮らしています。田舎と言うこともあり、子ども達も夏になると遊びに来て、メリハリのある楽しい毎日です。

 

 

子ども世帯との同居で楽しく


同居

子どもと共に生前整理をした事例では、何と子ども世帯と同居に至ったケースもあります。これも生前整理によってスッキリしたことがキッカケで、「それならば。」と自然と決まった事例が多いのが特徴的。

 

【 生前整理によって同居が決まる 】

★ 一戸建ての一人暮らしだったものの、荷物が増えて生前整理をすることに。自分ひとりと考えると、スーツケース数個で十分な量です。この量で暮らすには、何となく殺風景で一戸建ては広すぎると感じました。

 

・ そこでマンション暮らしにするつもりだと、一緒に生前整理をしていた(独立した)娘に相談したところ、「それなら一部屋あるから、一緒に住む?」と。今、孫と娘夫婦と一緒に暮らしています。

 

その他、二世帯住宅の事例のように、反対に実家にスペースが増えたため、子ども夫婦が引っ越す事例も多くありました。一緒に生前整理をすることで、「今の」親や子を知り、絆を深めたことも、原因のひとつです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、自分亡き後の準備のために進める生前整理。けれども実際に進めていくと、意外にも自分の余生を充実して生きるためにある、と気付く方々も多かったのが印象的です。

 

今では終活をしていなくても、人生の節目節目で引っ越しをしたり、「ミニマリスト」などと呼ばれる、物を持たない人々が増えたりと、物を整理することへの関心は広がっています。断捨離(ダンシャリ)ブームも、記憶に新しいですよね。

 

終活のなかでも生前整理は、正に自分の人生と向き合う作業の連続です。そして、執着として残していたものを、断ち切ることは、終活のどこかで必ず必要になってきます。

 

大変な作業になることもありますが、終えた感想は、前向きな言葉が多いのも事実です。本記事を参考にしながら、自分のペースで生前整理を進めてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

生前整理をした良かった!と思えた体験談

・スペースが増えて、自宅で趣味の教室を開く
・親子で生前整理を進める時は、全員で話し合う
・自分の親世代の荷物も整理して、賃貸に
・荷物が少なくなり、憧れの土地で余生を送る
・身軽になって、子ども世帯と同居になった



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