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訃報をメールで送る。喪主が意識したい5つのマナーとは

訃報をメールで送る。喪主が意識したい5つのマナーとは
訃報をメールで伝える時代になりつつある今、その便利さが分かっていても、「マナー違反ではないかな…。」と戸惑うことは多いですよね。確かに訃報をメールで知らせる手段は、相手によっては避けた方が無難なことも事実。

 

ただ、訃報は突然訪れるものだけに、相手を選びさえすれば、メールで迅速に報告を受けたいこともあるのです。さらには、昼間や夜遅くなど、電話では伝えにくい時間帯でも、訃報を知らせやすのもメリットのひとつ。

 

上手に訃報のメールも使い分けて、それぞれの相手へ最良な方法で伝えたいですよね。ただ、そこには電話やFAXと同じく、マナーが必要。そこで今回は、訃報をメールで伝える際に意識したい、現代ならではのマナーを5つ、お伝えします。

 

従来の訃報を伝えるマナーも併せて確認しながら、相手への配慮も行き届いた内容を送ってください。

 



 

訃報をメールで送る。
喪主が意識したい5つのマナーとは

 

訃報をメールで伝えるタイミング


冒頭で「日中や夜遅くなど、電話では伝えにくい時間帯でも」訃報のメールができるメリットをお伝えしましたが、それでも常識の範疇で送りたいもの。特に携帯メールやLineなどでの訃報メールなら、お知らせ音が鳴り響くことになるからです。

 

【 訃報メールのタイミング 】

 

■ そのため、電話よりは自由度が高いものの、深夜や早朝は避けた方がベター。とは言え親族やごく親しい友人など、故人との関係性によっても、柔軟に対応してください。

 

・ また、LineやSMSで訃報を送るのは、通夜会場や日時など、伝える内容が長くなるため避けた方が無難。何度も小分けに内容を送ることになり、お知らせ音が何度も鳴り響くことにもなり兼ねません。

 

どうしても早急に知らせたいなら、ひと言だけ概要を伝え、「PCのメールアドレスに詳細を送ります。」などの案内を入れるのもひとつの方法。通常メールでも携帯に転送しているケースがあるので、注意しながら送ってください。

 

 

通夜(告別式)会場や日時は明確に


訃報がメールで送られてきたとしても、ツールが変化しただけで、書かなければならない内容は同じ。文面は従来のものと同じように、整えてから送るのが礼儀です。

 

【 訃報メールの内容 】

 

■ 特に最も重要である通夜会場と日時は明確に、必ず残さなければなりません。当たり前の事ですが、特にLineで連絡を取るケースでは、この部分が抜けていたために、長く連絡を取り合うことになるケースが多いのです。

 

・ 例えば、遺族の友人が代わって、複数の同級生に訃報メールを一斉送信したところ、大事な場所(もしくは日時)が抜けていたケースでは、忙しい喪主や遺族に問い合わせが殺到した事例もあります。

 

一斉メールを送ることが出来るのも、訃報をメールで伝えるメリットではありますが、だからこそ送信前の入念なチェックがあると、より安心できるのかもしれません。

 

 

一斉メールやコピペの注意事項


メールと言う性質上、複数人にまとめて送信する一斉メールや、個々にメールを送る場合でも、コピーペースト(コピペ=文面をまるまるコピーして利用する。)を活用する方は多いかもしれません。そんな時こそ、ちょっとした配慮は必要。

 

【 訃報メール、個々への配慮 】

 

■ 例えば目上の方と同僚などの同じ立場の友人では、その文面も少しずつ変わってくるものです。一斉メールを送る際に一番安心できるのは、目上の方を想定して、かしこまった文面で送ること。

 

・ ただ、とても親しい友人であれば、今回の訃報後にひと言もないことはそっけなく感じる可能性もあるので、「※」印にて「このメールは故人にゆかりのある方々へ、一斉に送信しております。」などの一文を加えても良いかもしれません。

 

また、同僚・上司・同級生…などなど、それぞれの立場に分けて別々の内容を一斉送信する方法も。コピペも同じく、それぞれの立場に分けていくつかのパターンを準備するのも一案です。ただ、どんな相手でも内容が訃報ですので、マナーある文面で送るのが基本。最後にひと言添える程度に変えてください。

 

 

地図は添付すると親切


訃報をメールで知らせる際のメリットのひとつに、住所だけではなく、分かりやすい地図を表示できることが挙げられます。

 

【 訃報メール、地図を付ける 】

 

■ GoogleやYahooの地図を検索して、そのアドレスを添付する方法もありますし、中には昔の携帯などを所有している方もいるので、画像を別途保存してから、メールに添付するのも親切。

 

・ ただ、地図を添付したからと安心せず、FAXなどの案内と同じように、連絡先は明記しておくと安心。

 

斎場であれば、迷った時に問い合わせができるよう、会場の電話番号を記しておくことは基本です。FAXやハガキも準備している場合、その画像を合わせて添付する方も見受けられます。

 

 

相手によって連絡方法を使い分ける


ここまでお伝えしましたが、冒頭でお伝えしたように、そもとも訃報をメールで送る相手であるかどうか、判断して連絡手段もいくつかに分けておくと安心。

 

【 訃報メール、相手によって使い分け 】

 

■ 一般的に広く使われるようになったメールですが、訃報を知らせるだけに、冠婚葬祭マナーとしては快く思わない方々も確かに見受けられます。

 

・ そのため、ごく親しい親族には電話、高齢の遠い親族ならFAX、友人知人にはメール…、などなど、それぞれの状況に配慮して連絡方法を使い分けると安心。

 

心配であれば訃報をメールで伝える際にも、「メールでのご連絡を失礼いたします。」などの一文を添えると、「基本は心得ながらも、早く連絡ができるように、敢えてメールを選んだのだな。」と捉えてもらえるかもしれません。

 

 

いかがでしたでしょうか、メール自体は今やすでに老若男女、ほとんどの方々が活用しているツール。けれども、訃報をメールで伝えるとなると、まだまだ歴史的には日が浅いだけに、価値観や意見もさまざまに分かれるのが、難しいところではないでしょうか。

 

確かにメールを利用することをNGマナーと捉える方もいますが、反対に考えれば、相手によっては積極的に訃報もメールで伝えることが、配慮にもなります。

 

昔ながらのマナーでもよくよく考えれば、口頭や電話で伝えていた訃報が、時代の変化によりFAXでも伝えるようになりました。そう考えていけば、まだ新しい方法であるだけで、その内広く使われるのかもしれません。

 

ただし訃報メールだけに、FAXやハガキでも通用する、基本マナーはしっかりと押さえておきたいもの。失礼のない文面で、配慮の行き届いた訃報メールを送ってください。

 

まとめ

訃報をメールで送る時のマナーとは

・特にLineでは、送る時間帯にも気をつける
・メールを利用しても、押さえるべき事柄は同じ
・一斉送信でも個々への配慮を怠らない
・メールだからこそ、地図を添付する
・訃報を知らせるツールは使い分ける



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