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沖縄のトゥンジー(冬至)☆本州とは違う行事とは

沖縄のトゥンジー(冬至)☆本州とは違う行事とは
沖縄のトゥンジー(冬至)は本州の習わしとは随分違いますよね。本州ではかぼちゃの煮物を食べて、柚子風呂に入る慣習がありますが、沖縄は違います。

 

同じく芋類ではありますが、沖縄の「トゥンジー」と言えば、ターンム(田芋)です。今ではジューシーとターンム料理をお供えしますが、昔ながらの沖縄のトゥンジーでは、ターンムを加えた雑炊でした。

 

本州とは全く違う沖縄のトゥンジー(冬至)、どのようなものか…気になりますよね。そこで今日は、沖縄のトゥンジー(冬至)の進め方をお伝えします。ぜひ、参考にしてみてください。

 


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沖縄のトゥンジー(冬至)☆
本州とは違う行事とは

 

そもそも「冬至」とは


冬至は簡単に言えば、一日の日照時間が一年で最も短くなる日です。それは北半球のなかで太陽が一番低く回るためで、日ごろの年中行事のように、毎年決まっている訳ではありません。

 

これと対をなすのが「夏至」ですよね。夏至の日には反対に、一日の日照時間が最も長くなります。

 

【 沖縄では「トゥンジーショーグァッチ(冬至正月) 】

 

☆ 「一日で最も日照時間が短くなる…」と言うことは、翌日からまた、日に日に一日が「長くなる」とも言えますよね。

 

・ そのため、冬至を境に「生まれ変わる」と捉える文化もあり、沖縄では「トゥンジーショーグァッチ(冬至正月)」、全国的には「一陽来復(いちようらいふく)」とし、お祝いをしてきました。

 

この日を境に日が長くなるため、「明日からは運気が日に日に上がって来る…(運気上昇!)」の日です。

 

 

沖縄のトゥンジーの迎え方


沖縄のトゥンジー(冬至)と言えば、「トゥンジージューシー」と呼ばれる沖縄の行事で多く用意される炊き込みご飯です。…ただ、本来のトゥンジージューシーは、ターンム(田芋)を加えた雑炊でした。

 

【 沖縄のトゥンジージューシー 】

 

① 現在のトゥンジージューシー

 

・ 豚の三枚肉の煮付けや、ニンジン、かまぼこ、昆布などをそれぞれ賽の目状にして、炊き込んだ沖縄の家庭料理「ジューシー」の炊き込みご飯です。これに「ンムニー」(田芋のきんとん)などを副菜に供えます。

 

② 昔のトゥンジージューシー

 

・ 豚の三枚肉の煮付けに、ターンム(田芋)や里芋などのイモ類を混ぜた雑炊でした。

 

今でも沖縄県北部や南部など、御願行事が盛んな地域では、雑炊を用意して皆でいただく家庭が多いです。

 

 

沖縄ではトゥンジージューシーを供える


本州ではどちらかと言えば、かぼちゃの煮物を家族でいただく…、柚子風呂も入ることが大切な行事ですが、沖縄では用意したトゥンジージューシーを、神様にお供えをすることが大切です。

 

【 沖縄のトゥンジー、神様への拝み 】

 

① 他の御願行事と同じく、まずは屋敷や天の神々様へ「お通し(連絡係)」を担ってくださる、台所に祀られているヒヌカン(火の神)へ、沖縄のトゥンジージューシーのお供えをします。

 

② ヒヌカン(火の神)へのヒラウコー(沖縄線香)はタヒラ半(二枚と半分=日本線香十二本と三本)です。拝してから拝みを捧げてください。

 

③ 続いてお仏壇のある家は、お仏壇にも、沖縄のトゥンジージューシーを、朝のお茶、お酒と共にお供えをします。

 

※ 現代の炊き込みご飯のジューシーでしたら、一緒に「ンムニー」などのターンム料理を副菜にします。

 

④ お仏壇へのヒラウコー(沖縄線香)はタヒラ(二枚=日本線香十二本)です。 

 

…以上が沖縄のトゥンジー(冬至)の拝みです。ひと通りの拝みを捧げて、しばらく経ったら、お供え物を「ウサンデー(下げて)」、皆でいただいても、問題はありません。

 

神様であるヒヌカン(火の神)へは、黒い丸善に沖縄のトゥンジージューシーをよそったお椀のみ、お供えすれば良いですが、お仏壇へは、ターンム(田芋)料理と共にお箸も添えて供えてください。

 

 

沖縄のトゥンジー(冬至)、拝みの言葉


沖縄のトゥンジーで、お供えをした後に拝む言葉は、本日がトゥンジーの日であることの報告と、日ごろからの御加護への感謝、今後のお見守りへの祈願です。

 

このような説明では分かりにくいので、参考までに、一例をお伝えします。

 

【 沖縄のトゥンジー、拝みの言葉 】

 

☆ 「アリサーサーウートゥートゥー、ヒヌカンガナシー(火の神様)。」

 

お蔭様で無事に今年も、トゥンジーの日を迎えました。トゥンジージューシーをお供えし、拝んでおりますので、どうぞお受け取りください。」

 

「今日まで、変わりなく家族をお見守りくださり、お蔭様で家族皆、安全に健やかに暮らしております。ありがとうございます。」

 

「どうぞ、これからも家族皆が安全に健やかに、穏やかに過ごすことができますよう、また、無事に繁栄していきますよう…。」

 

ミーマンティー ウタビミスーリー(見守っていてください) ウートゥートゥー。」

 

…以上です。

 

最初の文にあります、「ヒヌカンガナシー」は「ヒヌカン」が「火の神」、「ガナシー」が敬称である「様」ですので、お仏壇では御先祖様を意味する「ウヤフジ」に「ガナシー(様)」を付けて唱えてください。

 

つまり、「アリサーサーウートゥートゥー、ウヤフジガナシー」となります。

 

 

いかがでしたでしょうか、本日は2018年度は来る12月22日(旧暦では11月16日)に訪れます、沖縄のトゥンジー(冬至)についてお伝えしました。

 

本州のかぼちゃの煮物や小豆粥、柚子風呂とは随分と違った習わしに、驚かれる方も多いのではないでしょうか。また、「炊き込みご飯のジューシーじゃなかったの?」と驚かれる現代の方々も多いです。

 

今、沖縄でトゥンジージューシーが炊き込みご飯となったのは、「ジューシー」の名前からと、混ぜるだけで炊きあがるレトルト食品も広がって、炊き込みご飯の方が気軽に美味しく作れるためでもあります。

 

もちろん、炊き込みご飯のジューシーでも、ターンム(田芋)料理を添えれば問題はありません。

 

昔ながらの沖縄の雑炊版「トゥンジージューシー」にご興味がある方は、別記事「沖縄のトゥンジー(冬至)☆家庭で楽しむ3つのレシピ」をご参照ください。

 

まとめ

沖縄のトゥンジー(冬至)の進め方

・日照時間が一年で最も短い日が「冬至」
・現代は炊き込みご飯のジューシーを供える
・現代はジューシーと共にンムニーを供える
・昔は田芋や里芋を混ぜた雑炊を供えた
・まずヒヌカンにお供えをして拝む
・続いてお仏壇へお供えをして拝む
・拝んだらウサンデー(下げて)、皆でいただく


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