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延命治療拒否を示すには。理解したい治療の内容とは

延命治療拒否を示すには。理解したい治療の内容とは

現代は「延命治療の拒否を事前に伝えたい。」と言う方が多いですよね。かつては「延命治療の拒否」について考えることはなく、多くが担当医師の判断でした。

 

けれども今、その医師の実に8割以上が、「延命治療を望まない」とするデータも出ています。

 

「尊厳死」の言葉が広がる今、家族に迷惑を掛けない死に方、苦しくない死に方…、自分で意思表示ができる時代になりました。ただそれには、意思表示を示すだけの知識も必要です。

 

そこで今日は、延命治療拒否の意思を具体的に示すために必要な、基礎知識をお伝えします。

 


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延命治療拒否を示すには。
理解したい治療の内容とは

 

増えてきた「事前指示書」


近年、老人ホームの入所時、病院への入院時など、施設へ入所する際の書類作りが、延命治療拒否の意思を伝えるきっかけになるケースが多いです。

 

【 「事前指示書」とは 】

 

☆ 最近増えてきた「事前指示書」は、それぞれの施設で用意されている書類となり、書類の名前は施設によって違います。

 

・ 終末期に「どのような」延命治療を受けて、「どのような」延命治療を拒否するか…、事前に意思表示ができる書類です。

 

終末期は本人は思うようにしゃべれなかったり、自分で自分の意思を伝えることは困難なケースが多いです。そのため、延命治療の有無は家族が判断をしなければなりません。元気な時に想像しても、その判断は困難ですよね。

 

そんな時に、延命治療方針を決めてくれるのが事前指示書となります。ただし、状況によって、全てを叶えることは難しいケースもあることは、理解してください。

 

 

「延命治療」の内容を知る


ですから延命治療の拒否をするには、まず延命治療にはどのような治療があるのかを理解しておかなければなりません。また医療における「死」にもさまざまあります。

 

【 医療における「死」の種類 】

 

・ 尊厳死 … 「death with dignity」が英語訳となり、人としての尊厳を持って死に臨むことを差します。延命治療の拒否と深く関わりがある言葉です。

 

・ 安楽死 … 終末期で苦痛を伴う患者に対して、(本人の意思により)積極的に死期を早める行為を差します。(日本では違法行為です。)

 

・ 自然死 … 病気や怪我によるものではなく、加齢により老衰をして亡くなることを差し、病死や事故死などの形態のひとつです。

 

・ 平穏死 … 終末期に現れる衰弱などの症状に対して、胃ろうなどの処置を行わず、自然に任せて死を迎える「死に方」を差しています。

 

…ですから、「死」に対して多くの言葉を聞くようになりましたが、「尊厳死」や「自然死」「平穏死」は、延命治療を行わず、自然に任せる死の迎え方…、と言う点で一致しています。

 

「安楽死」だけは薬の投与など積極的な行為で、海外ではしばしば見受けられますが、日本では度々例外はあるものの、基本的には違法行為です。

 

 

どこまでの「延命治療」を拒否するのか


ひと口に「延命治療」と言ってもさまざまな種類があります。これを理解することで、「どこまでの治療を望むのか」の意思表示がしやすくなりますので、一度確認してみてください。

 

【 延命治療の種類 】

 

① 人工呼吸器 … 自力で呼吸が出来なくなった時に付けられるのが「人工呼吸器」です。

 

・ 付けている限り延命が可能な事例も多い一方、「外す=死」となる事例も多いため、家族が最も判断に悩む延命治療と言えるかもしれません。

 

② 人工栄養 … 胃ろうや点滴などで栄養を補給する延命治療です。

 

終末期になると、人は自然と口からの摂取が難しくなります(嚥下機能低下など)。「どの程度まで望むのか」も問題です。

 

③ 人工透析 … 腎臓機能の低下により起きる治療が人工透析、一般的な治療でもありますが、延命治療としても行います。

 

老人ホームなどでは胃ろうの治療が発生した場合、引き続きいられなくなる施設も多くあります。胃ろう治療を望むのなら、相応の設備が完備されている医療老人ホームを、最初から選ばなければなりません。

 

 

「死の迎え方」の意思表示


さらに延命治療拒否の意思表示に伴う、「死の迎え方」も考えるきっかけになります。…ただし、それぞれの施設によって書類は違うため、どこまでの意思表示ができるかは施設によって異なりますが、「日本尊厳死協会」などの団体を通じた意思表示も可能です。

 

【 「死の迎え方」を意思表示する 】

 

☆ 「死の迎え方」の意思表示としては、「どこで迎えるか」と場所を問うものが多く、下記のような項目から選ぶ書類があります。

 

・ 自宅
・ 病院
・ 介護施設
・ 〇〇(人を指定)の判断に任せる
・ その他(具体的な場所を指定)
・ どこでも良い、分からない

 

…以上ですが、近年希望の多い終末期の在宅医療については、家族と相談をしながら判断をしてください。

 

…と言うのも、訪問医の手配や医療環境を整えたりと、在宅医療を現実的に進めるには、家族の負担も大きく、覚悟が必要だからです。また、現実的に可能か否か、の判断も必要になります。

 

 

元気な内から、意思表示をする


ここまではそれぞれの施設で扱う「事前指示書」などの書類についてお伝えしましたが、なかには「今は元気だけれど、高齢だし予め意思表示をしておきたい。」と言う方もいますよね。

 

そんな時には、公的な書類や前述の「日本尊厳死協会」などが出している、「希望証明書」や「尊厳死宣言公正証書」などがあります。

 

【 公的な立場から意思表示をする 】

 

☆ 施設へ入所、入院をする必要のない、元気な内から意思表示の書類を残したい場合には、公的な書類を残すこともできます。

 

・ 日本尊厳死協会「リビングウィル」…「私の希望証明書」
・ 日本公証人連合会「尊厳死宣言公正証書」

 

…などです。

 

ここでも書類を取り寄せると、細かな部分まで言及されているため、「死」を身近に感じることが多いです。家族と一緒に話しながら、作っていくことをおすすめします。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今日は最近増えてきた「延命治療拒否」の意思を伝えるために必要な、いくつかの基礎知識をお伝えしました。

 

延命治療拒否の意思表示は、ひと口に言ってもさまざまなシーンが考えられます。この記事の他にも、いくつかの記事を書いていますので、こちらも参考にしてください。

 

親の延命治療への意思確認。家族の3つの注意点
延命治療拒否の意思表示。希望を示したい内容とは

 

終活は家族に内緒で進める方を多く見受けますが、終末期医療に関しては、その時に自分が意思表示が出来なくなると考え、広く伝えていくことも大切です。

 

 

まとめ

延命治療拒否を示す前の基礎知識

・事前に意思を確認する施設が増えた
・延命治療で扱われるのは「尊厳死」
・治療それぞれに対して意思表示をする
・死の迎える場所への希望も検討する
・公的書類で元気な内からの意思表示もできる
・家族の協力が不可欠、相談して決める


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