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三回忌法要に招待されたら。参列者に必要な7つのマナー

三回忌法要に招待されたら。参列者に必要な7つのマナー

三回忌法要は、一周忌の次に執り行われる年忌法要です。「三回忌」と言う名前から三年目と言う意識になりますが、正確には満2年目が正しい数え方。この三回忌法要までが、ある程度の規模で執り行われる事例が多いです。

 

そのためか案内状を受けて、弔事でのマナーについて戸惑ったり、不安になったりする方々は、案外多いですよね。その、最も不安になる要素が、当日の服装です。

 

と言うのも三回忌法要は施主によって捉え方がさまざまであるため、事例によって参列の服装マナーの基準が変わってきたりもするのです。場合によってはお葬式と同じく、しっかりとした喪服で出向かなければならないこともあります。

 

その基準となるのが案内状です。出来れば一人だけ浮くことのない服装で参列したいですよね。そこで今回は、三回忌法要に案内された場合の服装マナー準備するものなど、豆知識をお伝えします。

 



 

三回忌法要に招待されたら。
参列者に必要な7つのマナー

 

三回忌法要から規模が小さくなる


三回忌法要は遺族にとっても大きな節目となる事例が多いです。三回忌法要まではある程度大きな規模で案内をし、三回忌以降から少しずつ規模を小さくしていくことが多いからです。

 

【 三回忌法要 】

 

■ 通夜やお葬式と違い、一周忌からの法要は遺族からの招待(案内)を受けて、参列します。

 

そのため、当たり前ではありますが、施主が範囲を決めているので、案内されていないのに参列するのは、マナー違反です。

 

 

案内状が届いたら


三回忌法要の案内状が届いたということは、故人と縁の深い関係の方ではないでしょうか。前項でお伝えしたように、施主が予め招待する範囲を決めて案内をしているため、誠意もってお返ししてください。

 

【 三回忌法要の案内状が届いたら 】

 

■ 案内が届いたら、それなりの用事がない限り、できるかぎりの参列をするのが礼儀です。お返事の期日が記されてはいますが、できるだけ早くにお返事を差し上げます。

 

それでも参列できない場合には、1日でも早い返信が好ましく、欠席理由や内容にも、それなりの配慮が必要です。

 

 

平服・男性の場合


一周忌までは喪服、三周忌法要以降からは平服へ移行することが多く、その場合には案内状に「平服でお越しください。」の一文があります。

 

【 平服の案内があった場合:男性 】

 

■ 男性の場合には、濃紺やグレーなどのダークスーツに黒ネクタイ、黒ソックス、白シャツのスタイルなら安心です。飾り物は避け、靴も光や金具のないものを選んでください。

 

「平服」とは言えカジュアルスタイルではないので、略喪服に近い地味な深い色のスーツが好ましいのです。

 

 

平服・女性の場合


一方、女性の平服では、どのようなものを着用すれば良いでしょうか。「喪服なら安心」と言う方もいますが、心配なのは遺族よりも格式の高い喪服を選んでしまっては、それもまたNGマナー、と言う点です。

 

【 平服の案内があった場合:女性 】

 

■ 女性の場合にも地味なワンピースかアンサンブル、黒のストッキングだと安心です。通夜や葬儀と同じく殺生を思わせる素材や派手なスタイルは避けてください。

 

平服とは言え、弔事ですのでつま先などの開いた靴、露出の多い服や、光るものは控えるのが基本です。

 

 

学生や子どもの場合


学生の場合には学生服があるなら、学生服が正解。わざわざ略式喪服を新調する必要はありません。幼児や赤ちゃんの場合には、白と黒のモノトーンスタイルを選んで、着せると悪目立ちしません。

 

【 学生や子どもの服装 】

 

■ 学生の場合には、学生服でもちろん問題ありません。大人になると黒や濃紺と言った服装なのですが、幼児であれば白と黒の組み合わせでも大丈夫です。

 

キャラクター柄などの派出目なもの、ジーンズなどのカジュアルスタイルは避けて選ぶのが、三回忌法要のマナーです。

 

 

三回忌の供物料の準備


三回忌法要でも、通夜やお葬式で言う香典のように、「供物料」を包むのが一般的。ひと昔前ならば、お供え物が多かったのですが、現代ではほとんどの参列者が供物料を包みます。

 

【 三回忌の供物料の目安 】

 

■ 関係性と故人への想いによって、その金額は変わってきます。知人や友人であれば一万円前後が目安、親族(身内)なら3万円前後が多いです。

 

ちなみに弔事でお金を包む時には、「死」の4万円、「苦」の9万円は避けなければいけません。

 

 

お供え物を持参する場合


昔ながらの三回忌法要では、お供え物を持参する方々も多くいました。現代でもお供物料ではなく、お供え物を持参する方や、関係性によっては供物料にプラスして、お供え物を持っていく方々もいます。

 

【 お供え物を持参する 】

 

■ お線香や乾き菓子(賞味期限が長いもの)、お茶などが好まれます。

・ できれば個包装されていて、皆で分けやすいものが、施主にとっては便利です。

 

当日のお子さまの数などを想定して、ゼリーなどを選ぶケースもあります。果物は「丸いもの」果物屋さんで「お供え物です」と言えば、揃えてくれます。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。三回忌法要をきっかけにして、少しずつご案内を少なくし、ごくごく身内だけの法要となるため、施主にとっても区切りの年であり、参列者にとっても、故人との関わり方が少しずつ緩やかになるタイミングではないでしょうか。

 

そんな三回忌法要だからこそ、ご案内をいただいたら有り難く参列し、マナーを持った態度で挑みたいですよね。本記事を読みながら、供物料の金額やお供え物の有無を、気持ちを添えながら決定してください。

 

ひと昔前までは、三回忌法要と言えばもうすでにお墓や仏壇も整っている家庭がほとんどだったのですが、最近では遺骨を長く家庭に置き、三回忌をきっかけにお墓を建てたり、お仏壇を揃えたりするケースも増えてきました。

 

そんな遺族の気持ちも察しながら、遺族に寄り添う言葉掛けと態度で、三回忌法要当日を迎えたいですね。

 

 

まとめ

 

三回忌法要に参列する時のマナーとは

 

・三回忌は招待を受けて、参列するもの
・案内状が届いたら、出来る限り参列する
・平服の案内があれば、地味目のスーツなどで
・平服の女性なら、地味目のワンピースやアンサンブル
・学生なら学生服。幼児は白と黒のモノトーンが理想的
・三回忌には供物料を持参する
・お供え物であれば線香や菓子、お茶などが好まれる



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